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Thursday, March 18, 2010

プライベート・エクィティにおける上海より北京へ、という動き

Beijing Outmuscles Shanghai to Take the Lead in China’s PE Industry

以前は、オフショアの持株会社を通じた資本取引や、オフショア持株会社のIPOによるイグジット(出口戦略)など、中国本土ではなく、沖合での丁々発止が主流であったのが、中国投資ビジネスでした。

しかし国内の過剰流動性危機に瀕している中国政府は、国内にダブついた資金を効率よくまわすことを念頭においています。

そこで人民元ファンドや、中国の国内証券市場への上場というイグジットを考慮にいれた、中国国内戦略が、ファンドにとっても重要になってきています。

そこで監督官庁との緊密な関係を築くため、北京を重視するファンド・マネージャーが増えてきたとのこと。

PEビジネスに関しては、以前より上海、北京、天津、重慶という四拠点があげられていたのですが、西部開発に特化された重慶をのぞき、田の三都市の間では、政治的思惑も絡んだ、かなり激しい綱引きが始まっているのかも知れません。

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